吉田のうどんは、富士吉田市の郷土料理のひとつです。特徴は麺が硬い、太い、味噌と醤油のあわせがベースのスープ、馬肉とキャベツが乗っています。
富士吉田地域は、冷涼な地域のため穀物や野菜を育てるには不向きな環境でした。そのため牛や豚のような家畜を育てるのは難しかったようです。しかし、富士登山(途中まで)の際に用いる馬がいたため、馬肉を用いるようになったといわれています。(諸説ありますので、はっきりとわからないのが現状です。)
富士吉田地域は富士溶岩のため土地がやせており、冷涼な地域のため野菜を育てるには不向きでした。それ故にキャベツしか育たなかったためと考えられています。しかし、最近は、硬い麺の消化を助けるためにさっぱりとしたキャベツが使われるようになったという説もあるようです。
お教えいたしましょう。それは”冷やしうどん”にすることです。冷やしうどんは一度麺をゆで上げたあとに、冷水や、氷水でさらすんです。そのため麺の硬さが2倍3倍…いやそれ以上になるのです。
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富士吉田地域には約60店あります。しかし、最近は、富士吉田地域以外にも多くの店が出店しています。確認は取れていませんが、東京や埼玉にもあるという話です。
湯盛りうどんとは、麺とうどんのゆで汁だけで作ったシンプルなうどんです。昔は、富士登山前に体を清めるという目的のために食していたそうです。
「おし」です。他の地域でも「御師」という表現は存在しますが、その際には「おんし」と読むことが多いようです。「御師の家」についての詳細は、こちらをご覧下さい。